1990年に発売されたHONDA EZ-9
初心者でも抵抗なく扱えるコンペディションモデルというコンセプトで
エンジン回りはフルカバーされるなど、
従来のオートバイとは一味変わったデザインでなんとも愛嬌のあるバイクです。
パワーユニットの特性としては、低・中速域はいいが、高域は正直のびません。
始動方法は、セルフ・スターターとキック・スターター方式(着脱式)の併用で、
しかもエンジン始動時にオートチョークが働くために、始動直後は恐ろしくパワフルです。
また、オートバイに乗ったことが無い人や、オフロード初心者にも簡単に操作ができるように
面倒なクラッチやミッションを省き、Vベルト駆動のオートマチックを採用しているのも特長であります。
その他にもエンジンブレーキ専用のクラッチを設けたり、
前後のブレーキは左右のハンドルのレバーで操作できるようになっていたりと、
ビギナーに安心の設計となっています。
でも、逆にややこしかったりして(@_@;)
当初からオフロード走行専用車として発売されたため、
もちろん公道走行は不可だったのだが、
1993年頃に街乗りにできないかと言われ、
保安部品を全部付け登録した懐かしい車両の修理をうけました。
長年、取り換えてなかったブレーキシュー前後の交換と
ブレーキワイヤーの交換を依頼されたのだが、
ブレーキワイヤーにおいては、すでに生産終了となっていて手に入らなかったので
ブレーキシューのみの交換をしました。
修理をしていくと、途中でチェーンのオーリングが切れているのが分かり
この際なので、チェーン交換も行いました。
22年前に手がけたわりになかなか良くできてんじゃ~ん!!
と、自己満足した私でした。
ヘッドライト、ウィンカーに、もちろんスイッチ類もつけたんです!
誰も褒めてくんねーから、自分で褒めるしかないよね(^_^)/
ちなみに、派生モデルとしてフロントはスキー板で、リアがキャタピラ駆動になっている
EZ-SNOWも発売されていました。
なかなかこれも、イカスじゃ~ん!!!